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長野県の、都会とは言い切れずかと言って田舎よりは栄えている、そんな町に剣道場を構える。
その歴史は江戸中期頃から始まったとされているが、それを裏付けるような書などは残っていない。
叢雲家は『隠(おに)を滅するための剣術』―――人の身でありながらゴーストを倒すための技を伝える一族である。
その技は代々の子孫にしか教えず、剣道場で教えるのはあくまで『スポーツ』である。
過去に能力者を輩出した例はない。識が七歳の時に覚醒したのが最初である。
現在は当主の叢雲・石と、識たち4姉妹の両親が実家に住んでいる。
(長野県から鎌倉の銀誓館学園に通うのは当然不可能なため、識たちは現在、学園近くのマンションで生活している)
■叢雲・石(むらくも・いし)
叢雲家当主。65歳。綺麗な白髪を切りそろえ髭を生やしたナイスミドルである。
彼自身は能力者では無いがその実力は凄まじく、識をして『イグニッションしてやっと五分』とまで言わしめる、本当に人間かと疑いたくなるようなスーパーお爺ちゃん。
ちなみに識、律、凛は彼の事を『お爺様』と呼び、恋だけは『ジイヤ』と呼ぶ。
叢雲家には名前が漢字一文字、読みが二文字と言う伝統があり、彼もその例に漏れないがその中でも特に変わった名前である。
『石』とはすなわち『意志』を表し、『どの様な難敵と相対しようと確たる意志を持って当たるべし』との意味を込めて付けられたと言う。
また、叢雲家は何故か女子の出生率が高く、姉が3人、妹が4人居る。ちなみに彼の前の代は8人姉妹、彼自身は亡き妻との間に3人の娘をもうけている(妻とは43歳の時に死別)。
趣味はなんと、ナンパと株。
特に株は先見の明があるのかかなりの儲けを出しており、識たちの暮らすマンションを一括で『購入』している。
■叢雲・泉(むらくも・せん)
識たちの母親で、石の実の娘。3人姉妹の長女である。37歳。
19歳の時に結婚。20歳の時に識を出産。
識、律、恋は彼女の事を『母さん』と呼び、凛だけは『母様』と呼ぶ。
同性愛に対してはやや否定的。そのため、一家で唯一識の性癖を治そうとしている。
また、凛を身篭った際に病に侵され、その影響で凛が病弱な体になってしまった事に負い目を感じている。そのため、凛を特別可愛がるところがある。
夫、源太郎とは小学校から高校まで、クラスまでずっと一緒だった。
今でも当時からの呼び名『源ちゃん』『泉ちゃん』で呼び合うほどの仲の良いおしどり夫婦。
■叢雲・源太郎(むらくも・げんたろう)
識たちの父親。37歳。
雨の日も風の日も、娘たちのために外回りで頑張る営業マン。
凛は彼を『父様』と呼び、他の三人は『父さん』と呼ぶ。
泉が叢雲家嫡子であるので、彼は当然婿養子。旧姓は『吾妻(あずま)』。
今でこそ愛嬌あるふくよかな体型の温和な父親だが、学生の頃は学年でも有名な美少年(泉談)だったらしい。
また剣道部に所属し、ゆっくりした体捌きでありながら竹刀で捕らえられないその動きから『柳の源』として全国にその名を轟かせたとかなんとか。
身長159.3cmと男性としてはやや小柄(泉は172.6cmと識より高い)。
その遺伝子はしっかりと恋に受け継がれている・・・。
PL:暇つぶしに考え始めたら止まらなk(ザザー/何